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不二「でも人が苦しむのを見るのはもっと好きなんだよね」
テニプリ39話での不二先輩ドS発言wwwwww
や、やっぱこの人魔王だ・・・うあ、何をすっ・・・・・・ザーーーーーーーーーーーー
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アニス率高い!高いねぇ~
タイトルは利己的な表現ですwどうも俺です。月末最後の追い込みと言う所で、体調不良に悩まされてます。けど、それ程辛くは無いです。今
『GAⅡティガ 超絶ウルトラ幸せ家族』
第1回続きから…
SS-③ 玄関開けたら…
カズヤ「はぁ、今日も収録一夜明けだった…ただいま~」
メイド服アニス「お帰りなさいませ。ご主人様~」
ドゴォッ!(玄関でコケて壁に顔面強打)
メイド服アニス(つまりマンゴーフォーム)「お、おい!大丈夫か!!?」
カズヤ「…も、文字通りメイド(=冥土)に行くかと思った…」
つづく
SS-③その2…
カズヤ「はぁ、今日もラキアの作戦を阻止したぞ…ただいま~」
体操服アニス(勿論ブルマ)「おぅおかえり。遅かったなぁ」
ズガァン!(コケて下駄箱の門に頭強打)
ブルマアニス「お、おい!大丈夫か!!?」
カズヤ「…ブルマは、校則違反でしょ…ガクッ」
つづく
SS-③その3…
カズヤ「ふぅ…今日はバイトが早く終わったぞ…ただいま~」
スクール水着アニス「よ、よぉお帰り。早かったなぁ…ぉお寒っ」
ドタッ!(その場にorz)
スク水アニス「お、おい!大丈夫か!!?」
カズヤ「…無理するなよの域超えてるだろうよ…ってか、誰の入れ知恵?」
つづく
SS-③ファイナル…
カズヤ「はぁ…今日は外出のネタがない…アニス、また変な事に振り回されて無いだろうなぁ…ただいま~」
ネグリジェアニス「おっ、お帰りなさい…お、お風呂にしますっ、お食事にしますkっ…うぐぅ、舌噛んだぁ…」
カズヤ「・・・(;-□ー)・・・」
ネグリジェアニス「あっ、ああああぁうぅ…」←かなり恥ずかしい
カズヤ「…もう止めようよ」
おわり
SS-④ 服装・チェンジ!
ミルフィー「カズヤ君~どう、これ?」
ある日、MA隊と何時ものお茶会を洒落込んでいたRA隊は、如何言う事か、服装チェンジを楽しんでいた…因みに、服換えは以下の通り。
ミルフィーユ←→リコ(違和感無し)
アニス←→ミント(サイズ的にも、違和感爆裂)
フォルテ←→リリィ(別の意味で、差のある問題)
蘭花←→カルーア(不思議なほどに違和感無い)
ヴァニラ←→ナノナノ(気にする問題でもない)
ちとせ←→ナツメ(ナツメが以前の服装ならば…)
リコ「お姉ちゃんの服を着るなんて、夢にも思わなかったなぁ…」
アニス「だ、だからって何で俺がミントの格好しなきゃなんねぇんだよ!す、スカートなんて凄ぇ短けぇ…」
ミント「あら、否なら良いんですのよ?貴女に比べたら、私の格好なんて…」
フォルテ「こっ、こりゃあ…流石にキツいねぇ…足腰スースーするよ」
リリィ「中佐の服、少々胸周りが緩いな」
蘭花「憧れのマジョラムさんの服…感動的~♪」
カルーア「あらあら、丁度ピッタリのサイズですわね~」
ナノナノ「ママって、フリフリが大好きなんだよね」
ヴァニラ「…フリルは、女の子のロマンなんですよナノナノ…」
ちとせ「こっ、こここれは…恥ずかし過ぎますよぉ…」
ナツメ「むぅ~ちとせも昔のわらわと同じ気持ちじゃったのだろうか?」
アニス「で、何さっきからジロジロ見てんだよこのスケベ亭主は!」
リコ「ど、どうでしょうカズヤさん…?」
カズヤ「否…今から『年末NEUE版物真似王座決定戦』の出場申し込み、間に合うのかな~と」
GA一同「出るかそんなも~んっ!!」←総ツッコミ
カズヤ「出たら出たで、マイヤーズ総監達の反応見てみたいけどなぁ…」←アニス「そんなの見なくていい!」
おわり
SS-⑤ あ~んしてみよう
夕飯時になると、必ずやる事…
リコ「カズヤさん、はい。あ~ん」
カズヤ「あ、あ~ん…むぅ。美味い」
アニス「…」
リリィ「カズヤ、私のも…あ~ん」
カズヤ「…あ、あ~ん…」
アニス「…」
ナノナノ「二人共ずるい!私だってあ~ん!」
カズヤ「…あ~ん」
アニス「…」
ベリータ「ナノナノ、それは強引にやるものじゃないのよ…ほら、あ~ん」
カズヤ「…あ~ん」
アニス「…」
ナツメ「むぅ、これが夫婦の愛情というものか…ならわらわも。カズヤ、あ~ん」
カズヤ「あ、あ~ん…」←少し辛くなってきた
アニス「…」
リリィ「…で、お前はやらないのか?アジート少尉」
アニス「なっ、何だよ急に!?」
リコ「アニスさんだけですよ?カズヤさんに食べさせてないの」
アニス「そ、そんなの無理にする事無いだろ?カズヤだってちょっと辛そうなんだしよ」
ナノナノ「でも嫌じゃないんじゃないの?親分だって」
アニス「そ、そりゃあ…」
ベリータ「もう、素直じゃないのね」
ナツメ「ベリータよ、アニスは大体こんなもんじゃぞ」
アニス「う、うぅぅ…」
カズヤ(…皆は気付いていないんだろうな。アニスは、僕と二人きりの時だけしか『あ~ん』ってしないんだよな。しかも淡々とするの)
・・・それでは、その時の様子を・・・
アニス「おっ、今日の俺様特製カレーは美味く出来たぞ。おいカズヤ、ちょっと味見してくれねぇか?」
カズヤ「うん…むっ、これは…ネシア星雲系のジャワー星の特製スパイスだな。くぅぅ~!段々効くんだよねこの辛さ!うわぁ」
アニス「ヘヘッ♪嫁になるなら、一つぐれぇ料理位覚えなきゃな。後で食べあいっこしようぜ!」
カズヤ「え、そりゃあ…どうしようかな」
アニス「…駄目か?」←上目遣いが上手くなった
カズヤ「…駄目じゃないです。お供します」
アニス「おっしゃ!カズヤ、飯の用意しろっ!!」
カズヤ「はいはい」
カズヤ「は、ははは…」←アニス「…何半笑いしてんだよ。この野郎は…」
おわり
…以上。第1回エピソードでした。第2回もお楽しみに…ノシ<そんじゃまたね
『GAⅡティガ 超絶ウルトラ幸せ家族』
第1回続きから…
SS-③ 玄関開けたら…
カズヤ「はぁ、今日も収録一夜明けだった…ただいま~」
メイド服アニス「お帰りなさいませ。ご主人様~」
ドゴォッ!(玄関でコケて壁に顔面強打)
メイド服アニス(つまりマンゴーフォーム)「お、おい!大丈夫か!!?」
カズヤ「…も、文字通りメイド(=冥土)に行くかと思った…」
つづく
SS-③その2…
カズヤ「はぁ、今日もラキアの作戦を阻止したぞ…ただいま~」
体操服アニス(勿論ブルマ)「おぅおかえり。遅かったなぁ」
ズガァン!(コケて下駄箱の門に頭強打)
ブルマアニス「お、おい!大丈夫か!!?」
カズヤ「…ブルマは、校則違反でしょ…ガクッ」
つづく
SS-③その3…
カズヤ「ふぅ…今日はバイトが早く終わったぞ…ただいま~」
スクール水着アニス「よ、よぉお帰り。早かったなぁ…ぉお寒っ」
ドタッ!(その場にorz)
スク水アニス「お、おい!大丈夫か!!?」
カズヤ「…無理するなよの域超えてるだろうよ…ってか、誰の入れ知恵?」
つづく
SS-③ファイナル…
カズヤ「はぁ…今日は外出のネタがない…アニス、また変な事に振り回されて無いだろうなぁ…ただいま~」
ネグリジェアニス「おっ、お帰りなさい…お、お風呂にしますっ、お食事にしますkっ…うぐぅ、舌噛んだぁ…」
カズヤ「・・・(;-□ー)・・・」
ネグリジェアニス「あっ、ああああぁうぅ…」←かなり恥ずかしい
カズヤ「…もう止めようよ」
おわり
SS-④ 服装・チェンジ!
ミルフィー「カズヤ君~どう、これ?」
ある日、MA隊と何時ものお茶会を洒落込んでいたRA隊は、如何言う事か、服装チェンジを楽しんでいた…因みに、服換えは以下の通り。
ミルフィーユ←→リコ(違和感無し)
アニス←→ミント(サイズ的にも、違和感爆裂)
フォルテ←→リリィ(別の意味で、差のある問題)
蘭花←→カルーア(不思議なほどに違和感無い)
ヴァニラ←→ナノナノ(気にする問題でもない)
ちとせ←→ナツメ(ナツメが以前の服装ならば…)
リコ「お姉ちゃんの服を着るなんて、夢にも思わなかったなぁ…」
アニス「だ、だからって何で俺がミントの格好しなきゃなんねぇんだよ!す、スカートなんて凄ぇ短けぇ…」
ミント「あら、否なら良いんですのよ?貴女に比べたら、私の格好なんて…」
フォルテ「こっ、こりゃあ…流石にキツいねぇ…足腰スースーするよ」
リリィ「中佐の服、少々胸周りが緩いな」
蘭花「憧れのマジョラムさんの服…感動的~♪」
カルーア「あらあら、丁度ピッタリのサイズですわね~」
ナノナノ「ママって、フリフリが大好きなんだよね」
ヴァニラ「…フリルは、女の子のロマンなんですよナノナノ…」
ちとせ「こっ、こここれは…恥ずかし過ぎますよぉ…」
ナツメ「むぅ~ちとせも昔のわらわと同じ気持ちじゃったのだろうか?」
アニス「で、何さっきからジロジロ見てんだよこのスケベ亭主は!」
リコ「ど、どうでしょうカズヤさん…?」
カズヤ「否…今から『年末NEUE版物真似王座決定戦』の出場申し込み、間に合うのかな~と」
GA一同「出るかそんなも~んっ!!」←総ツッコミ
カズヤ「出たら出たで、マイヤーズ総監達の反応見てみたいけどなぁ…」←アニス「そんなの見なくていい!」
おわり
SS-⑤ あ~んしてみよう
夕飯時になると、必ずやる事…
リコ「カズヤさん、はい。あ~ん」
カズヤ「あ、あ~ん…むぅ。美味い」
アニス「…」
リリィ「カズヤ、私のも…あ~ん」
カズヤ「…あ、あ~ん…」
アニス「…」
ナノナノ「二人共ずるい!私だってあ~ん!」
カズヤ「…あ~ん」
アニス「…」
ベリータ「ナノナノ、それは強引にやるものじゃないのよ…ほら、あ~ん」
カズヤ「…あ~ん」
アニス「…」
ナツメ「むぅ、これが夫婦の愛情というものか…ならわらわも。カズヤ、あ~ん」
カズヤ「あ、あ~ん…」←少し辛くなってきた
アニス「…」
リリィ「…で、お前はやらないのか?アジート少尉」
アニス「なっ、何だよ急に!?」
リコ「アニスさんだけですよ?カズヤさんに食べさせてないの」
アニス「そ、そんなの無理にする事無いだろ?カズヤだってちょっと辛そうなんだしよ」
ナノナノ「でも嫌じゃないんじゃないの?親分だって」
アニス「そ、そりゃあ…」
ベリータ「もう、素直じゃないのね」
ナツメ「ベリータよ、アニスは大体こんなもんじゃぞ」
アニス「う、うぅぅ…」
カズヤ(…皆は気付いていないんだろうな。アニスは、僕と二人きりの時だけしか『あ~ん』ってしないんだよな。しかも淡々とするの)
・・・それでは、その時の様子を・・・
アニス「おっ、今日の俺様特製カレーは美味く出来たぞ。おいカズヤ、ちょっと味見してくれねぇか?」
カズヤ「うん…むっ、これは…ネシア星雲系のジャワー星の特製スパイスだな。くぅぅ~!段々効くんだよねこの辛さ!うわぁ」
アニス「ヘヘッ♪嫁になるなら、一つぐれぇ料理位覚えなきゃな。後で食べあいっこしようぜ!」
カズヤ「え、そりゃあ…どうしようかな」
アニス「…駄目か?」←上目遣いが上手くなった
カズヤ「…駄目じゃないです。お供します」
アニス「おっしゃ!カズヤ、飯の用意しろっ!!」
カズヤ「はいはい」
カズヤ「は、ははは…」←アニス「…何半笑いしてんだよ。この野郎は…」
おわり
…以上。第1回エピソードでした。第2回もお楽しみに…ノシ<そんじゃまたね
突発に思いついた!今日二回目のカキコ
こんばんは。今日突然ネタが浮かび上がってきたので、忘れない内に書いてみようかと思います。此方より長めの冬休み突入なら、例えばコメントの一区間ずつでも、ゆっくり拝見して貰えればそれでも宜しいですから…では
『GAⅡティガ 超絶ウルトラ幸せ家族』
第2回 「セクハラは許せても、浮気は許さない!」
SS-① それぞれの愛するもの
ラキア「ルーンエンジェル隊ッ!今日こそは貴女達の最期よっ!!」ヘレア「最期だっ!」セレナ「さ、最期よ…」←唯一乗り気じゃない
アニス「出やがったなラキア!“アジート星の皆を殺した恨み”、今日こそ晴らしてやる!!」
リリィ「お前に利用された“我が兄弟子”の為にも、絶対にこの手で倒す!」
テキーラ「“ベヒーモス事件”で殺されたマジークの民に対する罪の愚かさ、思い知りなさい!!」
ナノナノ「私の“姉妹達(プディングシリーズ達)を利用した”事、絶対に許さないんだから!」
ナツメ「“ジュニエブル達を弄び、アームズ・アライアンスの民を陥れた”事、死して詫びるが良い!!」
アプリコット「グリッターフェザー・ヴォイスアップ!!」
何時に無く殺伐かつシリアスな展開…何気に、今後話される内容の“ネタバレ”をしているような台詞で始まった激闘だったが、程なくラキア一家の策略でリコ達は動けなくなり、劣勢となる。
RA隊「うっ、しまった!!?」
ラキア「フフフ…やっと捕らえたわね。さぁ、どうやって我が夫の復讐を果たしましょうか…」
と、その時
ティガカズヤ「待てラキア!これ以上罪を重ねるな!!」
我等がウルトラダーリン、カズヤの登場である。
ラキア「現れたわねティガ…けど、貴方は私を倒す事は出来ない…コレを見れば分かる話だけど」
リコ「カズヤさん!」リリィ「カズヤ!」テキーラ「シラナミ!」アニス「カズヤ!」ナノナノ「カズヤ!」ナツメ「カズヤ!」
ティガカズヤ「…人質か」
ラキア「貴方にとって大切なこの娘(こ)達が、傷つけられる事は…さぞ辛いことでしょうね…」←何時に無く悪に徹している
ティガカズヤ「…何が目的だ?」
ラキア「当然…貴方達を抹殺する事よ。けど、私の用件を飲むのなら、貴方の命だけなら助けてあげても良いわよ…どう?」
リコ「カズヤさん、私達の事は構わないで!ラキアを倒して下さい…きゃあっ!」←光弾を浴びる
ラキア「フン!私の夫を罪も無く殺した分際でよく言える…さあ、どうするの?カズヤ・シラナミ…」
ティガカズヤ→カズヤ「…止めろ!」(何故か変身解除。そしてスパークレンスを地に捨てる)
ラキア「!?」ヘレア・セレナ「?!」
RA隊「!!?」
カズヤ「彼女達に手を出すな…お前の相手はこの僕だ。殺したければ、僕を代わりに殺せば良い…けど、僕も簡単には死なない!それに、今僕を殺せば…君は一生“自分の闇から逃れられない”!それでも良いのか?!」
ラキア「な…何を…何故光を手放してまで…!?」
その時、ラキアには見えていた…彼がエンジェル達の前に立ち塞がった姿が…太古の昔、自分を守ろうとした夫の姿に重なった事を…
ラキア「!!」
ヘレア「ラキア母さん!」セレナ「母さん!」
リコ「カズヤさん…」テキーラ「シラナミ…」アニス・リリィ・ナノナノ・ナツメ「カズヤ…」
カズヤ「…」
ラキア「…ヘレア、セレナ…引き上げましょう…」
ヘレア「なっ!?母さん!」セレナ「分かったわ。ほら、ヘレア。帰るわよ」
ラキアはリコ達への束縛を解き、無言でその場から消え去っていった…
ラキア(貴方…如何して…)
カズヤ「皆、怪我は無い?」
リコ「私は大丈夫です…けど」
アニス「すまねぇカズヤ…また、迷惑掛けちまった」
カズヤ「気にするな。皆が無事ならそれで良いんだ…」
リリィ「しかし、ラキアを逃してしまった…」
テキーラ「今度こそ叩き潰してやろうかと思ってたのに…残念」
カズヤ「ラキアとの決着は、僕が責任持って着けるから…皆は気にしなくて良い」
ナツメ「じゃ、じゃがそれでは…」
ナノナノ「カズヤ…無理しちゃ駄目だよ」
カズヤ「分かってるさ…僕が頑張る間、皆は僕を信じてくれるなら…僕は絶対負けないよ!」
おわり
SS-② 妻達の魅力
アプリコット「あ、カズヤさん。もうすぐ倉庫整理の仕事終わりますから、ちょっと待ってて下さい」
今、彼らはルクシオールに居る。ロゼル達UPWのロストテクノロジー探索部隊の手伝いの為に、ヴィラ・エンジェル寮から時々仕事の以来で船に乗ることがあるのだ…カズヤは、リコの仕事場とも言える倉庫に来ていた。
リコ「~♪」
カズヤ(…リコ、本当に仕事熱心だよな…偶にしか此処にも来ないから、仕事があるとまるで水を得た魚のようになる…)
そんな彼女を見つめるカズヤが、リコについて思うこととは…
カズヤ(やっぱり髪型が代わっても、リコは可愛いな…)
リコ「えぇと、この物資は3番の棚ですね…」
ふと、彼女のお尻に目が合った(お尻ドアップ)
カズヤ「あぅっ、いかんいかん…何だか最近、リコのお尻見て変な気持ちになる…一緒に寝てる時にも、リコが僕を見つめてくると、ヤバい感じになるもんな…僕って、そんなに疚しいのかな?」
リコから目を外して、緩んだ感情を叩いていると…
リコ「あの…カズヤさん、大丈夫ですか?さっきから独り言ばかり言ってますけど…」
カズヤ「あ、え?だ、大丈夫大丈夫。あっと、僕もう行くから…それじゃあ後でね~!」
リコ「あっ、カズヤさん…行っちゃった…」
何故か足早に倉庫を後にする夫…妻1号は呟く。
リコ「…もぅ。別にいやらしいなんて思ってないのに…」
・・・
次にカズヤは、視聴覚室を訪れた。此処は専ら、ナツメが映画を見ている場所だ。
ナツメ「おぉ、遂に感動の再会じゃ…」
案の定、丁度ナツメは恋愛映画のクライマックスシーンに見入っていた。カズヤは彼女に悟られぬよう、静かに隣の席に座る。
ナツメ「うぅ…良かったのうジャスミン殿…諦めない心が、やっと恋人に通じたのじゃ…」
そんなナツメを見て、カズヤが思うことは…
カズヤ(ナツメ、此処最近になって随分大人びた体格になってきてるよな…成長してるって事なんだけど、自在に身体の大きさが変えられるナノナノとは、違った感じがする…)
そして、映画が終わりスタッフロールが消えて明るくなると…徐にもう一つの映画のディスクを取り出すナツメ…
ナツメ「さてと…次はこれを見ようかの…『プラトニック・ナイト』か…やはり官能の表現のある映画は一味も二味も違うのぅ…どうじゃカズヤ、そちも一緒に見るか?」
カズヤ「うっ、気付いてたのか…で、その映画の内容は?」
ナツメ「夫を亡くした妻が、夫の命を奪った男から逃げて逆襲を狙う映画じゃ。どれ、折角じゃ…そちの免疫の薄さ、わらわが鍛え直してやろうか?」
隣に座っていたカズヤに、席の横から前屈み気味で迫るナツメ。スカートが乱れそうなのも気にせず、積極的な姿勢を崩さない
カズヤ「うわ!ちょ、駄目駄目!またこんなの借りてきて!僕が預かるから、もう行くよ!」
ナツメの手からディスクを奪うと、そそくさと退場…
ナツメ「わわっ!こ、こりゃあ!勝手に持って行くでない…って、もういない」
乱れたスカートを直しながら、妻6号は呟く…
ナツメ「…むぅ、相変わらずそこだけは勇気がないの…」
・・・
次にカズヤが向かったのは、保健室。此処はナノナノが主にモルデン軍医の仕事の手伝いをする…
ナノナノ「あ、カズヤ。丁度良かった…一緒に治療用ナノマシンを整理してほしいんだけど…良いかな?」
カズヤ「いいよ。お安い御用だ」
ナノナノ「えへへ。ありがと♪それじゃこの、アンプルAのボックスからお願い」
カズヤ「よしきた」
カズヤは、実に鮮やかな手際でナノマシンの整理をする。感心するナノナノも、効率よくチェックを済ませる…
ナノナノ「ありがとうカズヤ。おかげで早く片付いちゃった♪」
カズヤ「どういたしまして」
ナノナノにお礼を言われるカズヤは、ナノナノの事をこう思う…
カズヤ(大人になっても、ナノナノはナノナノだ。その笑顔は、仕事の疲れを感じさせない。それに、以前と違って落ち着いた言動は、如何してか本能をくすぐるな…)
ナノナノ「…どうしたのカズヤ?何処か具合悪い?」←徐に彼を至近距離で見上げる。
カズヤ「え…嫌々、何でもないよ。うん」
ナノナノ「何でもない訳無いんじゃない?ちょっと目が虚ろだったよ?」
カズヤ「いや、ちょっと考えてる事があっただけだよ。心配しなくていい」
ナノナノ「…悩んでいるなら、私に打ち明けてくれてもいいんだよ…だって私は、貴方の妻だもん…妻は何時でも夫を支えるものだって、ママや親分はよく言うよ…」
ナノナノが、カズヤに押し迫る
カズヤ「わ、ちょ!ナノナノ…」
ナノナノ「カズヤは一人で抱え込み過ぎるよ…私達だって、少しずつでも強くなってるのに…貴方を支えてあげたいのに…一人で先に行き過ぎるから…私、怖いよ」
カズヤ「ナノナノ…」
ナノナノ「カズヤ…私…私…」
カズヤを押し倒し、迫るナノナノ…だが
モルデン「…あの、そう言う事は…寮に戻った時か、せめて自室でお願い出来ますかね?」
ナノナノ「にゃうっ!?」カズヤ「うわっ!?」
モルデン「仕事の方は…もう片付けてましたね」
カズヤ「あ、はい。それじゃあ僕、失礼しますね!ナノナノ御免、また!」
恥ずかしくなって、その場を去るカズヤ…
ナノナノ「あっ、カズヤ…」
妻3号は、寂しそうに呟く…
ナノナノ「…一人ぼっちは、嫌だよ…」
・・・
次に訪れたのは、魔法研究室。ここは文字通りカルーア達が魔法薬を作って研究したりする場所…
カズヤ「うわっ、何だこの煙…」
ミモレット「あ、カズヤ。今入ると拙いですに~」
カズヤ「ミモレット。如何して?」
ミモレット「カルーア様が魔法薬の調合に成功したけど、別の理由で発生した煙の処置に追われてるんですに~」
カズヤ「別の理由でって…どんな実験してたの?」
ミモレット「人体のアドレナリンという物質を、一定のサイクルで一気に分泌させる魔法薬の実験ですに」
カズヤ(…また豪い実験するな。流石魔女)
その後、やっと煙が治まったのか、慌しい気配が消える。カズヤは改めて部屋に入る
カルーア「あ、カズヤさん…すみません。ちょっと立て込んでたもので…」
分身テキーラ「本当よ。一体何の材料入れたらこんなに煙が立つんだか…」
分身ベリータ「しょうがないじゃない!この構築でしか調合が安定しなかったんだから…」
カズヤ「あ、皆で分かれてやったんだ…大事に至らなくて良かったじゃないか。テキーラもそんなにカリカリする事ないって」
テキーラ「う…シラナミがそういうなら…しょうがないわね。さ、ベリータ。アタシ達は戻りましょう」
ベリータ「ええ。それじゃカズヤ、また後でね」
カルーアの身体に光となって戻り、統合される二人のマジョラム。やがて光が頭部のティアラに収束され、治まる
カルーア「はぁ…でも、これが無事に出来てよかったですわ~」
そんな彼女達のやり取りを見たカズヤは、カルーア達についてこう思う…
カズヤ(一人で3人の心…それぞれがそれぞれの思いと気持ちを抱いて生きている…だから3人とも、一人一人違った魅力を持ってるんだ…けど、僕が感じる3人全てに共通する事は…)
やはり、その大人の魅力ともいうものであろうか…
カルーア「カズヤさん…どうなされたんですの~?」
カズヤ「あ、いや。何でもない…ちょっとね」
テキーラ「ふふ~ん。またいやらしい事でも考えてたんじゃないの~?」
カズヤ「いやらしいなんて、そんな…」
ベリータ「どうかなぁ…最近のカズヤの事だから、色気事には興味が湧いてくるんじゃない?」
カズヤ「そ、そんな事は…有るのかな?」
カルーア「まぁまぁ~それなら…試してみるのもいいかもしれませんわね~」
そういうと、カルーアがカズヤを傍のソファーに押し倒す。そして、無理矢理ベリータとテキーラを身体から追い出してしまう
テキーラ「うわぁっ!ちょ、ちょっとカルーア何を、って…ああっ!」
ベリータ「カルーア、何やってるのよ!?」
カズヤ「ちょ、待ってカルーア!」
カルーアは何と、カズヤを押し倒した状態から彼の右手を握り、自分の胸に押し当てているのだ!
カルーア「っ…ど、如何ですか…」
カズヤ「うわぁあぁ…や、止めてカルーア…それ以上は…」
テキーラ「ダメェェェェ~!」ベリータ「止めてぇぇぇぇ~!」
耐え兼ねて、カルーアを止めに入る姉二人。しかし、その状況は決してカズヤの利にはあらず…
テキーラ「アタシだって、シラナミを弄びたいの~!」←カズヤの服を脱がしに掛かろうとする
ベリータ「私だって、カズヤの事もっと知りたいのよ~っ!」←余った左手を掴み、自分のスカートを捲らせようとする
カズヤ「どおおおぉぉぉい!何してんの残り2名~!!?」
健全的意味でも、かなり危険な状態だ…どうやら魔法薬から生じた煙は、判断し辛い程度に彼女達の精神を何らかの形で刺激していたようだ。言わば一種の発情現象というか…と、そこに
ミモレット「カズヤ、危ない!」←渾身の体当たりを決行する使い魔
ベリータ「ああっ!」テキーラ「あぁん!」カルーア「きゃあっ!」
ミモレット「カズヤ、ご主人様達は皆、ちょっとした中毒状態になってますに!ここは一旦退却した方が良いですに~!」
カズヤ「ミモレット、すまない。恩に着るぞ!」
使い魔の指示に従い、さっさと退室。
マジョラムズ「あぁ~行っちゃうの~?」
・・・
魔法薬の脅威を振り切り、辿り着いた所はトレーニングルーム。此処では丁度、アニスとリリィが珍しく組手を行っていた…
アニス「どぉりゃあああああ!」
リリィ「はぁあああああああ!」
カズヤ「あ、二人共トレーニング中か…でも、何で何時もの格好でなんだろ?」
それはズバリ、普通の素材で出来ているトレーニングウェアを破かない為である。そもそもRA隊の服装は、近年万が一を備えて開発された、新素材である特殊軽量繊維状合金を配合した、ダイナマイトの直撃すらものともしない頑丈なものに替えられているのだ。
アニス「ダァァッ!」←締めの右ストレート
リリィ「ヤァァッ!」←締めの左ハイキック
ドガァァッ!
アニス「はぁ、はぁ、はぁ…」
リリィ「ふぅ、ふぅ、ふぅ…」
カズヤ(流石だな…凄いキレのある一撃だ。打撃の打ち合いも、流れるように無駄が無い…)
アニス「…そろそろ本気でやっか」
リリィ「ああ…良いだろう!」
そう呟き合うと、武装戦に移行する。
アニス「アイスラッガー!!」
リリィ「破邪・蒼臨剣!!」
二人の武器は、戦いの中でカズヤに貰い受けた、それぞれの振るう絆の力である。アニスの短剣は宇宙ブーメランの一種で、敵に投げつけ相手の身体を切り裂く。脳波制御により自在にコントロールが可能で、場合によってはナイフやエネルギー爆弾の様にも使える。牽制として峰打ち的な攻撃もできる。一方のリリィの剣は、帯刀状態からも常に錬気を蓄積し、彼女の意思によって自在に力を引き出せる。その切れ味は抜群で、攻撃母艦程度の物質は簡単に真っ二つに出来るほどだ。勿論片刃の作りなので、峰打ちも普通に出来る。
カズヤ「え…ちょっと!?」
アニス「行くぜ…だぁぁぁぁ!」
リリィ「参る…でやぁぁぁぁ!」
カズヤ(熱が入るとこれだもんな…でもこうして見ると、二人共鍛えてる割には、繊細でしなやかな身体してるんだよなぁ…)
飛び散る汗とぶつかる刃…時々パンチやキックを織り交ぜ、本格的な白兵戦術に身を投じる、白い肌の蒼き天使と小麦色の肌の紅き天使…カズヤは終始、二人の組手に見とれていた。
アニス「ふぅ、へぇ、はぁ…」
リリィ「はぁ、はぁ、はぁ…」
カズヤ「お、終わったみたいだな…」
リリィ「…覗き見とは感心しないな。隊長殿」
アニス「声ぐらい掛けてくんねぇと、巻き込まれるかもしれねぇってのに…よく感心してられるなぁ」
カズヤ「…何だ。僕の事気付いてたのか」
リリィ「当たり前だ。交戦しながらでも、お前の声はちゃんと聞こえていたぞ」
アニス「…で、どっちが良かったか?」
カズヤ「…何が?」
リリィ「私とアジート少尉の白兵戦の技術だ。第三者として、どう見ているか気になる所だ」
カズヤ「う~ん…そうだなぁ…」
アニス・リリィ「…」
カズヤ「スピードはアニス、パワーはリリィ。バランス的には、五分五分かな」
アニス「ほ~ら見ろ!やっぱり俺の方が速いぜ!喧嘩はスピード命だ!」
リリィ「だが力は私のほうが上だぞ?それに、速いだけの一撃は決定力に欠ける部分もある…有難うカズヤ。おかげで参考になった」
カズヤ(いや、元々それは僕が率先してやってることだけどな…)
アニス「あ~いい汗掻いたぜ。もうグッショグショだ」
リリィ「うむ。久し振りに此処で鍛錬したからな」
徐に制服の上着を脱ぐ二人…元々肌を見せる身なりなので、脱ぐと急に色気が増す…
カズヤ「…」
アニス「…おい、如何したカズヤ…何ジロジロ見てんだよ?」
リリィ「…そういえば、カズヤの前で上着を脱いだのは初めてだな…」
カズヤ「い、いや…ちょっとボーっとしちゃっただけさ…はは」
アニス「ほぉ~それはどんな事考えて呆けてたのかなぁ…」
カズヤ「な、何だよ…別に何でもないぞ?」
アニス「どうせ俺達の色気に惚けて、言葉に詰まってるだけなんだろ?どうよ?」
カズヤ「な、そんな事…ある訳…」
アニス「あ、目を逸らした!やーらしいんだ~このエロエロ魔神め!」
カズヤ「あ、アニスッ!」
アニス「何なら確かめてやるぜ…そらっ!」
アニスはリリィのスカートを捲った。それも、下着の見えないギリギリのラインまで
リリィ「!!?」
カズヤ「なっ!?」
アニス「おっ、ちょっと赤くなった…じゃあ、これならどうかなぁ…」
今度は何と、自分のズボンをギリギリ下ろして見せる…
カズヤ「う、うわあぁあぁ…」
アニス「…どうだ…これでも白を切る気かなぁ?」
カズヤ「…ひ、卑怯だぞーーーっ!」←と、言いながら走って退室
アニス「あ、逃げた…」
リリィ「…アジート少尉…」
カズヤ「うぅ…アニスのバカぁ…」
(でも…それが彼女の魅力の一つなんだよなぁ…)と、複雑な心境で自室にもどるカズヤであった…
おわり
な、長くなり過ぎた…続きはまた次回…ノシ
『GAⅡティガ 超絶ウルトラ幸せ家族』
第2回 「セクハラは許せても、浮気は許さない!」
SS-① それぞれの愛するもの
ラキア「ルーンエンジェル隊ッ!今日こそは貴女達の最期よっ!!」ヘレア「最期だっ!」セレナ「さ、最期よ…」←唯一乗り気じゃない
アニス「出やがったなラキア!“アジート星の皆を殺した恨み”、今日こそ晴らしてやる!!」
リリィ「お前に利用された“我が兄弟子”の為にも、絶対にこの手で倒す!」
テキーラ「“ベヒーモス事件”で殺されたマジークの民に対する罪の愚かさ、思い知りなさい!!」
ナノナノ「私の“姉妹達(プディングシリーズ達)を利用した”事、絶対に許さないんだから!」
ナツメ「“ジュニエブル達を弄び、アームズ・アライアンスの民を陥れた”事、死して詫びるが良い!!」
アプリコット「グリッターフェザー・ヴォイスアップ!!」
何時に無く殺伐かつシリアスな展開…何気に、今後話される内容の“ネタバレ”をしているような台詞で始まった激闘だったが、程なくラキア一家の策略でリコ達は動けなくなり、劣勢となる。
RA隊「うっ、しまった!!?」
ラキア「フフフ…やっと捕らえたわね。さぁ、どうやって我が夫の復讐を果たしましょうか…」
と、その時
ティガカズヤ「待てラキア!これ以上罪を重ねるな!!」
我等がウルトラダーリン、カズヤの登場である。
ラキア「現れたわねティガ…けど、貴方は私を倒す事は出来ない…コレを見れば分かる話だけど」
リコ「カズヤさん!」リリィ「カズヤ!」テキーラ「シラナミ!」アニス「カズヤ!」ナノナノ「カズヤ!」ナツメ「カズヤ!」
ティガカズヤ「…人質か」
ラキア「貴方にとって大切なこの娘(こ)達が、傷つけられる事は…さぞ辛いことでしょうね…」←何時に無く悪に徹している
ティガカズヤ「…何が目的だ?」
ラキア「当然…貴方達を抹殺する事よ。けど、私の用件を飲むのなら、貴方の命だけなら助けてあげても良いわよ…どう?」
リコ「カズヤさん、私達の事は構わないで!ラキアを倒して下さい…きゃあっ!」←光弾を浴びる
ラキア「フン!私の夫を罪も無く殺した分際でよく言える…さあ、どうするの?カズヤ・シラナミ…」
ティガカズヤ→カズヤ「…止めろ!」(何故か変身解除。そしてスパークレンスを地に捨てる)
ラキア「!?」ヘレア・セレナ「?!」
RA隊「!!?」
カズヤ「彼女達に手を出すな…お前の相手はこの僕だ。殺したければ、僕を代わりに殺せば良い…けど、僕も簡単には死なない!それに、今僕を殺せば…君は一生“自分の闇から逃れられない”!それでも良いのか?!」
ラキア「な…何を…何故光を手放してまで…!?」
その時、ラキアには見えていた…彼がエンジェル達の前に立ち塞がった姿が…太古の昔、自分を守ろうとした夫の姿に重なった事を…
ラキア「!!」
ヘレア「ラキア母さん!」セレナ「母さん!」
リコ「カズヤさん…」テキーラ「シラナミ…」アニス・リリィ・ナノナノ・ナツメ「カズヤ…」
カズヤ「…」
ラキア「…ヘレア、セレナ…引き上げましょう…」
ヘレア「なっ!?母さん!」セレナ「分かったわ。ほら、ヘレア。帰るわよ」
ラキアはリコ達への束縛を解き、無言でその場から消え去っていった…
ラキア(貴方…如何して…)
カズヤ「皆、怪我は無い?」
リコ「私は大丈夫です…けど」
アニス「すまねぇカズヤ…また、迷惑掛けちまった」
カズヤ「気にするな。皆が無事ならそれで良いんだ…」
リリィ「しかし、ラキアを逃してしまった…」
テキーラ「今度こそ叩き潰してやろうかと思ってたのに…残念」
カズヤ「ラキアとの決着は、僕が責任持って着けるから…皆は気にしなくて良い」
ナツメ「じゃ、じゃがそれでは…」
ナノナノ「カズヤ…無理しちゃ駄目だよ」
カズヤ「分かってるさ…僕が頑張る間、皆は僕を信じてくれるなら…僕は絶対負けないよ!」
おわり
SS-② 妻達の魅力
アプリコット「あ、カズヤさん。もうすぐ倉庫整理の仕事終わりますから、ちょっと待ってて下さい」
今、彼らはルクシオールに居る。ロゼル達UPWのロストテクノロジー探索部隊の手伝いの為に、ヴィラ・エンジェル寮から時々仕事の以来で船に乗ることがあるのだ…カズヤは、リコの仕事場とも言える倉庫に来ていた。
リコ「~♪」
カズヤ(…リコ、本当に仕事熱心だよな…偶にしか此処にも来ないから、仕事があるとまるで水を得た魚のようになる…)
そんな彼女を見つめるカズヤが、リコについて思うこととは…
カズヤ(やっぱり髪型が代わっても、リコは可愛いな…)
リコ「えぇと、この物資は3番の棚ですね…」
ふと、彼女のお尻に目が合った(お尻ドアップ)
カズヤ「あぅっ、いかんいかん…何だか最近、リコのお尻見て変な気持ちになる…一緒に寝てる時にも、リコが僕を見つめてくると、ヤバい感じになるもんな…僕って、そんなに疚しいのかな?」
リコから目を外して、緩んだ感情を叩いていると…
リコ「あの…カズヤさん、大丈夫ですか?さっきから独り言ばかり言ってますけど…」
カズヤ「あ、え?だ、大丈夫大丈夫。あっと、僕もう行くから…それじゃあ後でね~!」
リコ「あっ、カズヤさん…行っちゃった…」
何故か足早に倉庫を後にする夫…妻1号は呟く。
リコ「…もぅ。別にいやらしいなんて思ってないのに…」
・・・
次にカズヤは、視聴覚室を訪れた。此処は専ら、ナツメが映画を見ている場所だ。
ナツメ「おぉ、遂に感動の再会じゃ…」
案の定、丁度ナツメは恋愛映画のクライマックスシーンに見入っていた。カズヤは彼女に悟られぬよう、静かに隣の席に座る。
ナツメ「うぅ…良かったのうジャスミン殿…諦めない心が、やっと恋人に通じたのじゃ…」
そんなナツメを見て、カズヤが思うことは…
カズヤ(ナツメ、此処最近になって随分大人びた体格になってきてるよな…成長してるって事なんだけど、自在に身体の大きさが変えられるナノナノとは、違った感じがする…)
そして、映画が終わりスタッフロールが消えて明るくなると…徐にもう一つの映画のディスクを取り出すナツメ…
ナツメ「さてと…次はこれを見ようかの…『プラトニック・ナイト』か…やはり官能の表現のある映画は一味も二味も違うのぅ…どうじゃカズヤ、そちも一緒に見るか?」
カズヤ「うっ、気付いてたのか…で、その映画の内容は?」
ナツメ「夫を亡くした妻が、夫の命を奪った男から逃げて逆襲を狙う映画じゃ。どれ、折角じゃ…そちの免疫の薄さ、わらわが鍛え直してやろうか?」
隣に座っていたカズヤに、席の横から前屈み気味で迫るナツメ。スカートが乱れそうなのも気にせず、積極的な姿勢を崩さない
カズヤ「うわ!ちょ、駄目駄目!またこんなの借りてきて!僕が預かるから、もう行くよ!」
ナツメの手からディスクを奪うと、そそくさと退場…
ナツメ「わわっ!こ、こりゃあ!勝手に持って行くでない…って、もういない」
乱れたスカートを直しながら、妻6号は呟く…
ナツメ「…むぅ、相変わらずそこだけは勇気がないの…」
・・・
次にカズヤが向かったのは、保健室。此処はナノナノが主にモルデン軍医の仕事の手伝いをする…
ナノナノ「あ、カズヤ。丁度良かった…一緒に治療用ナノマシンを整理してほしいんだけど…良いかな?」
カズヤ「いいよ。お安い御用だ」
ナノナノ「えへへ。ありがと♪それじゃこの、アンプルAのボックスからお願い」
カズヤ「よしきた」
カズヤは、実に鮮やかな手際でナノマシンの整理をする。感心するナノナノも、効率よくチェックを済ませる…
ナノナノ「ありがとうカズヤ。おかげで早く片付いちゃった♪」
カズヤ「どういたしまして」
ナノナノにお礼を言われるカズヤは、ナノナノの事をこう思う…
カズヤ(大人になっても、ナノナノはナノナノだ。その笑顔は、仕事の疲れを感じさせない。それに、以前と違って落ち着いた言動は、如何してか本能をくすぐるな…)
ナノナノ「…どうしたのカズヤ?何処か具合悪い?」←徐に彼を至近距離で見上げる。
カズヤ「え…嫌々、何でもないよ。うん」
ナノナノ「何でもない訳無いんじゃない?ちょっと目が虚ろだったよ?」
カズヤ「いや、ちょっと考えてる事があっただけだよ。心配しなくていい」
ナノナノ「…悩んでいるなら、私に打ち明けてくれてもいいんだよ…だって私は、貴方の妻だもん…妻は何時でも夫を支えるものだって、ママや親分はよく言うよ…」
ナノナノが、カズヤに押し迫る
カズヤ「わ、ちょ!ナノナノ…」
ナノナノ「カズヤは一人で抱え込み過ぎるよ…私達だって、少しずつでも強くなってるのに…貴方を支えてあげたいのに…一人で先に行き過ぎるから…私、怖いよ」
カズヤ「ナノナノ…」
ナノナノ「カズヤ…私…私…」
カズヤを押し倒し、迫るナノナノ…だが
モルデン「…あの、そう言う事は…寮に戻った時か、せめて自室でお願い出来ますかね?」
ナノナノ「にゃうっ!?」カズヤ「うわっ!?」
モルデン「仕事の方は…もう片付けてましたね」
カズヤ「あ、はい。それじゃあ僕、失礼しますね!ナノナノ御免、また!」
恥ずかしくなって、その場を去るカズヤ…
ナノナノ「あっ、カズヤ…」
妻3号は、寂しそうに呟く…
ナノナノ「…一人ぼっちは、嫌だよ…」
・・・
次に訪れたのは、魔法研究室。ここは文字通りカルーア達が魔法薬を作って研究したりする場所…
カズヤ「うわっ、何だこの煙…」
ミモレット「あ、カズヤ。今入ると拙いですに~」
カズヤ「ミモレット。如何して?」
ミモレット「カルーア様が魔法薬の調合に成功したけど、別の理由で発生した煙の処置に追われてるんですに~」
カズヤ「別の理由でって…どんな実験してたの?」
ミモレット「人体のアドレナリンという物質を、一定のサイクルで一気に分泌させる魔法薬の実験ですに」
カズヤ(…また豪い実験するな。流石魔女)
その後、やっと煙が治まったのか、慌しい気配が消える。カズヤは改めて部屋に入る
カルーア「あ、カズヤさん…すみません。ちょっと立て込んでたもので…」
分身テキーラ「本当よ。一体何の材料入れたらこんなに煙が立つんだか…」
分身ベリータ「しょうがないじゃない!この構築でしか調合が安定しなかったんだから…」
カズヤ「あ、皆で分かれてやったんだ…大事に至らなくて良かったじゃないか。テキーラもそんなにカリカリする事ないって」
テキーラ「う…シラナミがそういうなら…しょうがないわね。さ、ベリータ。アタシ達は戻りましょう」
ベリータ「ええ。それじゃカズヤ、また後でね」
カルーアの身体に光となって戻り、統合される二人のマジョラム。やがて光が頭部のティアラに収束され、治まる
カルーア「はぁ…でも、これが無事に出来てよかったですわ~」
そんな彼女達のやり取りを見たカズヤは、カルーア達についてこう思う…
カズヤ(一人で3人の心…それぞれがそれぞれの思いと気持ちを抱いて生きている…だから3人とも、一人一人違った魅力を持ってるんだ…けど、僕が感じる3人全てに共通する事は…)
やはり、その大人の魅力ともいうものであろうか…
カルーア「カズヤさん…どうなされたんですの~?」
カズヤ「あ、いや。何でもない…ちょっとね」
テキーラ「ふふ~ん。またいやらしい事でも考えてたんじゃないの~?」
カズヤ「いやらしいなんて、そんな…」
ベリータ「どうかなぁ…最近のカズヤの事だから、色気事には興味が湧いてくるんじゃない?」
カズヤ「そ、そんな事は…有るのかな?」
カルーア「まぁまぁ~それなら…試してみるのもいいかもしれませんわね~」
そういうと、カルーアがカズヤを傍のソファーに押し倒す。そして、無理矢理ベリータとテキーラを身体から追い出してしまう
テキーラ「うわぁっ!ちょ、ちょっとカルーア何を、って…ああっ!」
ベリータ「カルーア、何やってるのよ!?」
カズヤ「ちょ、待ってカルーア!」
カルーアは何と、カズヤを押し倒した状態から彼の右手を握り、自分の胸に押し当てているのだ!
カルーア「っ…ど、如何ですか…」
カズヤ「うわぁあぁ…や、止めてカルーア…それ以上は…」
テキーラ「ダメェェェェ~!」ベリータ「止めてぇぇぇぇ~!」
耐え兼ねて、カルーアを止めに入る姉二人。しかし、その状況は決してカズヤの利にはあらず…
テキーラ「アタシだって、シラナミを弄びたいの~!」←カズヤの服を脱がしに掛かろうとする
ベリータ「私だって、カズヤの事もっと知りたいのよ~っ!」←余った左手を掴み、自分のスカートを捲らせようとする
カズヤ「どおおおぉぉぉい!何してんの残り2名~!!?」
健全的意味でも、かなり危険な状態だ…どうやら魔法薬から生じた煙は、判断し辛い程度に彼女達の精神を何らかの形で刺激していたようだ。言わば一種の発情現象というか…と、そこに
ミモレット「カズヤ、危ない!」←渾身の体当たりを決行する使い魔
ベリータ「ああっ!」テキーラ「あぁん!」カルーア「きゃあっ!」
ミモレット「カズヤ、ご主人様達は皆、ちょっとした中毒状態になってますに!ここは一旦退却した方が良いですに~!」
カズヤ「ミモレット、すまない。恩に着るぞ!」
使い魔の指示に従い、さっさと退室。
マジョラムズ「あぁ~行っちゃうの~?」
・・・
魔法薬の脅威を振り切り、辿り着いた所はトレーニングルーム。此処では丁度、アニスとリリィが珍しく組手を行っていた…
アニス「どぉりゃあああああ!」
リリィ「はぁあああああああ!」
カズヤ「あ、二人共トレーニング中か…でも、何で何時もの格好でなんだろ?」
それはズバリ、普通の素材で出来ているトレーニングウェアを破かない為である。そもそもRA隊の服装は、近年万が一を備えて開発された、新素材である特殊軽量繊維状合金を配合した、ダイナマイトの直撃すらものともしない頑丈なものに替えられているのだ。
アニス「ダァァッ!」←締めの右ストレート
リリィ「ヤァァッ!」←締めの左ハイキック
ドガァァッ!
アニス「はぁ、はぁ、はぁ…」
リリィ「ふぅ、ふぅ、ふぅ…」
カズヤ(流石だな…凄いキレのある一撃だ。打撃の打ち合いも、流れるように無駄が無い…)
アニス「…そろそろ本気でやっか」
リリィ「ああ…良いだろう!」
そう呟き合うと、武装戦に移行する。
アニス「アイスラッガー!!」
リリィ「破邪・蒼臨剣!!」
二人の武器は、戦いの中でカズヤに貰い受けた、それぞれの振るう絆の力である。アニスの短剣は宇宙ブーメランの一種で、敵に投げつけ相手の身体を切り裂く。脳波制御により自在にコントロールが可能で、場合によってはナイフやエネルギー爆弾の様にも使える。牽制として峰打ち的な攻撃もできる。一方のリリィの剣は、帯刀状態からも常に錬気を蓄積し、彼女の意思によって自在に力を引き出せる。その切れ味は抜群で、攻撃母艦程度の物質は簡単に真っ二つに出来るほどだ。勿論片刃の作りなので、峰打ちも普通に出来る。
カズヤ「え…ちょっと!?」
アニス「行くぜ…だぁぁぁぁ!」
リリィ「参る…でやぁぁぁぁ!」
カズヤ(熱が入るとこれだもんな…でもこうして見ると、二人共鍛えてる割には、繊細でしなやかな身体してるんだよなぁ…)
飛び散る汗とぶつかる刃…時々パンチやキックを織り交ぜ、本格的な白兵戦術に身を投じる、白い肌の蒼き天使と小麦色の肌の紅き天使…カズヤは終始、二人の組手に見とれていた。
アニス「ふぅ、へぇ、はぁ…」
リリィ「はぁ、はぁ、はぁ…」
カズヤ「お、終わったみたいだな…」
リリィ「…覗き見とは感心しないな。隊長殿」
アニス「声ぐらい掛けてくんねぇと、巻き込まれるかもしれねぇってのに…よく感心してられるなぁ」
カズヤ「…何だ。僕の事気付いてたのか」
リリィ「当たり前だ。交戦しながらでも、お前の声はちゃんと聞こえていたぞ」
アニス「…で、どっちが良かったか?」
カズヤ「…何が?」
リリィ「私とアジート少尉の白兵戦の技術だ。第三者として、どう見ているか気になる所だ」
カズヤ「う~ん…そうだなぁ…」
アニス・リリィ「…」
カズヤ「スピードはアニス、パワーはリリィ。バランス的には、五分五分かな」
アニス「ほ~ら見ろ!やっぱり俺の方が速いぜ!喧嘩はスピード命だ!」
リリィ「だが力は私のほうが上だぞ?それに、速いだけの一撃は決定力に欠ける部分もある…有難うカズヤ。おかげで参考になった」
カズヤ(いや、元々それは僕が率先してやってることだけどな…)
アニス「あ~いい汗掻いたぜ。もうグッショグショだ」
リリィ「うむ。久し振りに此処で鍛錬したからな」
徐に制服の上着を脱ぐ二人…元々肌を見せる身なりなので、脱ぐと急に色気が増す…
カズヤ「…」
アニス「…おい、如何したカズヤ…何ジロジロ見てんだよ?」
リリィ「…そういえば、カズヤの前で上着を脱いだのは初めてだな…」
カズヤ「い、いや…ちょっとボーっとしちゃっただけさ…はは」
アニス「ほぉ~それはどんな事考えて呆けてたのかなぁ…」
カズヤ「な、何だよ…別に何でもないぞ?」
アニス「どうせ俺達の色気に惚けて、言葉に詰まってるだけなんだろ?どうよ?」
カズヤ「な、そんな事…ある訳…」
アニス「あ、目を逸らした!やーらしいんだ~このエロエロ魔神め!」
カズヤ「あ、アニスッ!」
アニス「何なら確かめてやるぜ…そらっ!」
アニスはリリィのスカートを捲った。それも、下着の見えないギリギリのラインまで
リリィ「!!?」
カズヤ「なっ!?」
アニス「おっ、ちょっと赤くなった…じゃあ、これならどうかなぁ…」
今度は何と、自分のズボンをギリギリ下ろして見せる…
カズヤ「う、うわあぁあぁ…」
アニス「…どうだ…これでも白を切る気かなぁ?」
カズヤ「…ひ、卑怯だぞーーーっ!」←と、言いながら走って退室
アニス「あ、逃げた…」
リリィ「…アジート少尉…」
カズヤ「うぅ…アニスのバカぁ…」
(でも…それが彼女の魅力の一つなんだよなぁ…)と、複雑な心境で自室にもどるカズヤであった…
おわり
な、長くなり過ぎた…続きはまた次回…ノシ
プロフィール
HN:
アリレ
HP:
性別:
女性
職業:
どっかで時報少女やってました
趣味:
絵を描くことと妄想
自己紹介:
ギャラクシーエンジェルとテニスの王子様、
HUNTER×HUNTERとギャグマンガ日和、
リトルバスターズ!が大好きな人がもそもそ
なにかやってます。亀更新です。
H×Hと日和はまだまだ勉強中。
最近ヘタリアに再熱、もそもそ勉強中です。
あと今までハマったことないジャンルにハマって
びくびくしてます。
―――――――
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れりうむさんありがとう!
HUNTER×HUNTERとギャグマンガ日和、
リトルバスターズ!が大好きな人がもそもそ
なにかやってます。亀更新です。
H×Hと日和はまだまだ勉強中。
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